色移りに注意!
作り方のご説明の前に注意事項を…
濡れた状態の革は色落ち・色移りします。
・服や周辺に色移りしないようご注意ください。
・複数の色の牛さんを作る際は一色ずつ別々に水に浸してください。
・指先にも色が付くため、明るい色から順に作っていただくと別の革への色移りを防ぎやすいです。
作り方
1.水に浸す
3分間以上水に浸してしっかりと浸透させます。
革が硬い場合は長めに浸すと柔らかくなって形を作りやすくなります。
水から出したらティッシュ等で軽く拭いて作り始めます。
2.形を作る
お腹の部分は内側にしっかり折り曲げます。
足や首、顔はしっかりつまんで形を作ります。
角や耳は前に向くように起こしてあげると牛っぽくなります。
しっかり濡れている間、革が柔らかい反面、形がクセ付きづらいですが、作業中に乾いていく過程で徐々にクセが付きやすくなりますので、繰り返しつまんで形を出してください。
3.バランスを見て仕上げる
上や横、後ろからバランスをみて形を整えます。
首は少し持ち上げると可愛らしいです。
下から見るとこうなっています。
4.自然乾燥させて完成
自然乾燥させたら完成です!
しっぽをもっと下に垂らすとより牛っぽくなったかな…?お好みで調整してみてくださいね。
(乾燥中も周辺への色移りにご注意ください。)
いろんな風合いがあります
ミッスーリレザー らしく、他の製品同様に牛さんにも一頭ずつ個性があります。
ツルツルだったり、シボ(表面の凹凸模様)があったりします。
また、ほくろのようなものや、斑点のような色ムラ、キズが入る場合もあります。
革圧の微妙な差や、革質の違いにより、仕上がりのサイズ感にも差が生じます。
アトリエにディスプレイしていた動物たち
代々木の旧アトリエショップの頃から、美紗子が遊びで作って飾っていた革の動物たち。
見つけてくださったお客様から、これは売っていないんですか?と聞かれることが多くありました。
いつかちゃんと形を作ってみなさんに楽しんでもらいたいと思いつつ、時間が経ってしまっていました。
形を練って、ようやくできあがったのがこの牛さんです。
抜き型を作るまでが大変!
抜き型を一度作ってしまったら形は変えられないし、ちょっと特殊な抜き型なのでとても高価です。
小さいサイズから大きいサイズまで、たくさん試作しました。
目と鼻の穴のサイズも迷いましたが、結果的にとてもいい大きさで、かわいらしいつぶらな瞳と牛らしい鼻の穴になったな〜と思います。
赤や青など、シーズンカラーが登場する度にいろんな色でそろえたくなる牛さんです。
ぜひおうちに飾って楽しんでください!