手仕事の温もりを
大切にした
永く使える鞄
analogico(アナロジコ)は東京・代々木で始まった革鞄工房です。立ち上げから4年半、2020年6月に下北沢へ工房兼ショップを移転し再スタートしました。
使う革は、イタリア・トスカーナ州のタンナーで熟練の職人によって手間をかけて鞣されたナチュラルレザー。使い込むほど味わいを増していく、素材の風合いを生かした革製品を作っています。
ブランド名はイタリア語でアナログを意味します。大量生産とは違い、デザインをはじめとした制作工程の全てを、一貫して手作業で行うアナログな鞄づくり。そうやって手間をかけて出来上がる製品には手仕事ならではの味わいが宿り、愛着を持って永く使われるものになると信じています。

始まりは、
40年の歴史を
引き継いだアトリエ
東京・代々木にある古いマンションの、外階段を下りた一室は、
鞄職人だった叔母が40年ほど前から使っていた鞄のアトリエでした。この古いアトリエを受け継いで、2015年にanalogico(アナロジコ)が誕生しました。
立ち上げから4年半。少しずつお客様が増え、メンバーも増えて、どうしても手狭になってしまったアトリエショップを2020年6月に下北沢へ移転することとなりました。
叔母が使っていた、年季の入った道具や、たくさんの金具を整理するキャビネット、ミシン、革漉き機、糊付け機、刻印機など、全ての機材が下北沢でも現役で使われています。
新しい場所でも変わらずに、analogico(アナロジコ)のテーマである「永く使える鞄」を作り続けています。

工房を併設したアトリエショップ
アナロジコのアトリエショップは工房とお店が一つになった空間です。
アトリエショップでは、定番商品のほか一点モノや試作品など、オンラインショップでご紹介していない製品も展示販売しております。
店頭に在庫のある商品はその場でお買い求めいただけます。
オーダーメイドは現在お受けしておりません。定番商品のカスタムオーダー(ポケット追加、サイズ変更等)はご相談を承っております。※
※店主の末吉が直接ご相談をお受けしております。末吉が不在の場合は詳細をご相談できないため、カスタムオーダーをご希望の方は事前にお電話でご予約ください。
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〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-35-14 第2シンヤシキビル1F
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:月曜、火曜、水曜
※完全予約制となっておりますのでご来店の際は来店予約をお願いします。
※臨時休業や定休日の変更等もございますので、営業日は営業日カレンダーをご覧ください。
アナロジコのメンバー

末吉 隼人
アナロジコ代表
(写真奥右)
静岡県出身。革鞄工房HERZにて10年間鞄職人としての経験を積み、イタリアでの革の買い付けや開発に携わりました。自然な風合い豊かなイタリア革に魅了され、素材を生かしたものづくりをしたいとの思いで独立。作る場所と店とが一体となったアナロジコのアトリエショップは、フィレンツェで目にしてきた小さな革鞄工房が原点です。下北沢でもこの原点を忘れずに、日々鞄作りに励みます。
ともみ
(写真右)
埼玉県出身。前職でも革製品のお店で働いていて、販売の仕事をしていました。ただ販売するだけでなく、自分の手で作ったものをお客様に届けたいとの思いでアナロジコに入社。制作の傍ら店に立ち、お客様のご案内やディスプレイなどアトリエショップの運営を任されています。最近は商品デザインにも積極的に取り組み、トートリュックやオーバルバッグなど、目を引く新作を次々と作っています。
つかさ
(写真手前右)
三重県出身。調理師免許を持ち、長年飲食でサービスを行っていたという異色の経歴の持ち主です。革とものづくりが大好きでアナロジコに入社しました。素材を生かして作る、という点では料理も革鞄職人も似ていますね。入社以来、早朝からの自主練習をコツコツと続ける努力家で、コバ磨きやミシンもめきめき腕を上げています。また、いつも元気で威勢のいい声でお客様をお出迎えしてくれます。
ちあき
(写真左)
埼玉県出身。前職は、文具業界で経理や物流管理、貿易事務の仕事に携わっていました。お客様に寄り添ったものづくりがしたい、自分の手で作ったものを直接届けたいと思いアナロジコに入社。アトリエショップだけでなく、遠方のお客様にも楽しんでいただけるようオンラインショップを一緒に盛り上げていきます。オンラインショップの仕事の合間を縫って、制作にも積極的に挑戦していきます。
たつや
(写真奥中央)
東京都出身。前職では保育士を11年間勤めました。物づくりが好きで手縫いで革製品を作ったり衣類のデザインを考えて自作するなど、身の回りの物はまず「自分で作れないかな?」という視点を持って日々過ごしています。同じ製品でも使う人・環境などで様々に変化する革製品。唯一無二の個性が最大の魅力です。技術を身につけ、メンズ物なども今後増やせていけたらと思っています。
じゅんや
(写真奥左)
新潟県出身。工作機械メーカーに7年間勤めました。以前から革製品の匂い・肌触り・風合いが好きで、イタリアでの革工房巡りや、趣味で手縫いをしていました。アナロジコの製品には余計な装飾がなく、素材を生かした温かみがあります。自分もそんな製品作りを目指して、ミシンが体の一部になるよう日々練習中です。アトリエショップの奥で制作をしながら、ご来店のお客様をお迎えします!
すみれ
(写真手前中央)
栃木県出身。前々職では和菓子の販売、前職ではITの会社で営業事務の業務に携わっていました。アナロジコの革製品が大好きで、以前から愛用しています。アトリエショップでのお客様へのご案内を中心に、オンラインショップや制作など幅広く色々な仕事に挑戦したいと思っています。使い込むにつれて“味”を増す革の良さと、それを存分に楽しむことのできるアナロジコの製品の魅力を皆様へお伝えできたら嬉しいです!