以下、一部別商品の“牛さん”の説明を流用します
色移りに注意!
作り方のご説明の前に注意事項を…
濡れた状態の革は色落ち・色移りします。
・服や周辺に色移りしないようご注意ください。
・複数の色のゾウさんを作る際は一色ずつ別々に水に浸してください。
・指先にも色が付くため、明るい色から順に作っていただくと別の革への色移りを防ぎやすいです。
作り方
1.水に浸す
3分間以上水に浸してしっかりと浸透させます。
革が硬い場合は長めに(※15分以上でもOK)浸すと柔らかくなって形を作りやすくなります。
水から出したらティッシュ等で軽く拭いて作り始めます。
2.形を作る
お腹の部分は内側にしっかり折り曲げます。
こちらはゾウさん後ろ姿。
牛さんよりもお尻は開き気味にしておくと、横から見た時のお尻のシルエットが丸くなり、ゾウさんらしくなります。
鼻はこんなふうに先端が丸くなるように、牙は外に飛び出すように形を出します。
しっかり濡れている間、革が柔らかい反面、形がクセ付きづらいですが、作業中に乾いていく過程で徐々にクセが付きやすくなりますので、繰り返しつまんで形を出してください。
3.バランスを見て仕上げる
上や横、前後からバランスをみて形を整えます。
下から見るとこうなっています。
4.自然乾燥させて完成
自然乾燥させたら完成です!
鼻の先端が気持ち上向になるように整えるとゾウさんらしさが出ます。乾燥した後でも多少微調整できます。
(乾燥中も周辺への色移りにご注意ください。)
いろんな風合いがあります
同じ色でも濃淡や風合いに個体差があります。
ミッスーリレザー らしく、他の製品同様に牛さんにも一頭ずつ個性があります。
ツルツルだったり、シボ(表面の凹凸模様)があったりします。
また、ほくろのようなものや、斑点のような色ムラ、キズが入る場合もあります。
革圧の微妙な差や、革質の違いにより、仕上がりのサイズ感にも差が生じます。
アトリエにディスプレイしていた動物たち
代々木の旧アトリエショップの頃から、美紗子が遊びで作って飾っていた革の動物たち。
見つけてくださったお客様から、これは売っていないんですか?と聞かれることが多くありました。
いつかちゃんと形を作ってみなさんに楽しんでもらいたいと思いつつ、時間が経ってしまっていました。
まずは牛さんが誕生、続いてこちらのゾウさんができあがりました!
抜き型を作るまでは、手裁ちで微調整を加えながらここに載せきれないほど何頭もゾウさんを作りました。
鼻の長さや耳の形、足の長さのバランスにこだわって、牛さんよりもちょっとゆったりした体型に見えるように工夫しています。
シーズンカラーが登場する度にいろんな色でそろえたくなるゾウさんです。
ぜひおうちに飾って楽しんでください!