ポーチのようなシンプルな形
フラップを真鍮製のギボシで留める、構造も見た目もシンプルな長財布。
ポーチのようなデザインで、マチも薄いので鞄の中でも邪魔にならない大きさです。
マチをつけない内縫いの構造で、中身を入れてもボリュームが出づらくなっています。
左:新品 右:1年半使用(ファーストサンプルのためフラップの長さが通常より長め)
さらに、使い込むことでよりスリムに育っていきます。
右側の1年半使用したものは中身をたくさん入れている状態ですが、この薄さです。
取り外しのできる3連カードポケットには、1ヶ所につき3枚ずつ、合計9枚ほどカードを収納することが可能です。
通帳も1〜2冊程度であれば収納可能です。
ポーチのような、内縫いの長財布が作りたい
普段から現金派の末吉。
「以前作ったことのあるシャグポーチのような、内縫いの構造で長財布が作りたいと思い、今回の試作に臨みました。」
自分用にまず作って、1年半ほど使った様子がこちらです。
艶が増していい感じにエイジングしています。
※ファーストサンプルのため、フラップの長さが通常より長めになっています。
「カード入れをどうするかが一番の課題でしたが、お札の横幅とカードを縦向きにした時の横幅3列分が同じくらいだったことから、縦3列のカードポケットを開発しました。
またフラップの留め方をどうするか悩みましたが、使い勝手の良さ、見た目の可愛さからギボシ留めにしました。」
「実際に自分で使っている財布です。
カード入れをしきりにして、前後でお札とレシートを分けたり、お札の種類を分けたりすることもできて、使いやすいですね。
ファスナーにお札が引っかからないところも、ストレスなく使えるポイントです。」
「製品名の由来は、内縫いのふっくらとした見た目とフタの比率が、ハンバーガーのバンズに似てるな〜と思い命名しました。」