限定レザー エルバマット シュリンク

エルバマットシュリンクのアイテムは完売となりました

今回の特別企画の革は、アナロジコ代表の末吉隼人が惚れ込んで特別に仕入れたイタリアンレザー、ELBAMATT SHRINK(エルバマット シュリンク)。アナロジコでは初めて皆様にご紹介する、TEMPESTI(テンペスティ)社が作るオイルドレザーです。

張りのあるミッスーリレザーと比べると、くたっと柔らかな質感で、オイルの含有量も多いのが特徴です。

カラーは4色。(左から、ブラック、カスターニョ、テラコッタ、レッド)

鞄は全て一点物!小物も各1点か2点までと、数量限定での販売となります。


※革を使い切ったため、追加の制作はありません
※ショルダーストラップやリュックのフタやベルトなど、一部別の革を使用している箇所があります

TEMPESTI(テンペスティ)社

イタリア・トスカーナ地方サンタクローチェで、創業100年以上の歴史を誇る老舗のタンナーです。アナロジコの定番レザー、ミッスーリを作るLa Perla Azzurra(ラ・ペッラ・アズーラ)社など22のタンナーが加盟する「イタリア植物タンニンなめし協会」の発起人でもあり、長年に渡り伝統的な植物タンニンなめしの製法を守り続けています。

テンペスティ社の扱う原皮は、主にデンマークなど北欧諸国産。寒冷地で育った成牛は、きめが細かく、油脂分も多いのが特徴です。また、ベンズと呼ばれる牛の背中から尻にかけての、もっとも繊維密度の高い部位を使用しているため、非常に品質の良い革が仕上がります。

ELBAMATT SHRINK(エルバマット シュリンク)

テンペスティ社を代表するのが、このエルバマットレザーです。エルバマットというとスムース(つるっとした)仕上がりのものが主流ですが、今回はエルバマットレザーにシュリンク加工を施してあるちょっと特別な革です。シュリンクとはシボ出し加工をしてある革のこと。エルバマットをはじめ、テンペスティ社の革は、なめし工程で他社の1.5〜2倍ほどの油分を加えて、じっくりと時間をかけて原皮に染み込ませていくのが特徴です。

仕上がった革は、はじめマットな質感ですが、革の内部にたっぷりの油分が浸透しており、使い込むほどに美しい艶が現れ、柔らかく馴染んでいきます。このエルバマットの独自製法は業界初の特許を取得しています。

製品によっては、ベルト部分やショルダーストラップをダコタレザーなど他のイタリアンレザーで作りました。こうしたツートンカラーもこういった企画ならでは。どうぞ特別な一点物をお楽しみください!

エルバマットレザーの取り扱いについて

ミッスーリレザー同様、色落ち・色移りなどがあります。各商品ページにご案内している「革製品の注意事項」をご理解の上でご購入ください。
(ミッスーリレザーと同じ内容になります)


お手入れ

ミッスーリレザー以上に油分を多く含む革ですので、オイルメンテナンスはほとんど必要ありませんが、ショルダーストラップなど、エルバマットシュリンク以外の革を使用した箇所には、定期的にラナパーをお使いいただくことをおすすめいたします。

エルバマットシュリンクには、お好みに応じて年に1、2回程度ラナパーをお使いいただくか、何も塗らずに乾拭きだけでお手入れしていただいても美しい艶が出ます。

引っかき傷などがついてしまった時は、指でもみ込むだけでも傷が目立たなくなります。消えない場合は、濡らして固く絞った布で傷周辺を湿らせてから乾かすと傷が薄くなります。

>>傷の手入れや水濡れ対処方法はこちら
(ミッスーリレザーと同じ方法です)