革のベロベロを生かして作っています
革の端っこ=縁(えん)、通称ベロベロ。なかなか普通の製品には使いづらい部分ですが、この有機的な形が好きな人はいるはず!何を隠そう末吉本人がその一人です。
ベロベロを随所に生かして作ったブックカバー。ぜひ革好きの方に選んでいただきたい!
縫う前の状態。両袖ももちろんベロベロです。
ベロベロの形に沿って丁寧にステッチをかけていきます。
他の製品には使わないようなベロベロならではのシワ、ワイルドなキズ(強度に問題のないもの)もそのまま使って作ります。革の自然な表情が最大の魅力です。
革を鞣す時に、革を吊っていた金具の跡が入ることもあります。
ベロベロブックカバーはワイルドがコンセプト。擦れたようなバラキズが入った個体もあります。
バラキズとシボ・トラが入っていて、よりワイルドな印象ですね。
中まで全部こうなっています。縁の形は様々なので、出来上がったブックカバーは全て一点モノ。形は選べませんが、どんなふうに出来上がるか、お届けまで楽しみにお待ちください!