レザーエイジング

使うほどに味わいを増していくミッスーリレザーのエイジング。使う人の手や体に馴染み艶やかに育っていく様は、何とも言えない魅力があります。

こちらのページでは、お客様に見せていただいた大切な品々やスタッフ愛用品を、ミッスーリレザーのカラーごとにご紹介します。また、エイジングについての豆知識もご紹介します。

使う頻度や環境によって経年変化の仕方はさまざまですが、どなたでも扱いやすい革ですので、使えば使うほど味わい深く育ちます。

分かる範囲で使用期間も併せて載せていますので、これらのエイジングを参考にしつつ、ぜひ自分ならではの変化をお楽しみください。

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■エイジングギャラリー

カラーごとのエイジングをご覧いただけます。

※こちらに掲載のものは現行品とサイズや仕様が異なる場合があります。

■レザーエイジングの豆知識
革の“色が変わる理由”と“艶の正体”をご存知ですか?この2つについて知っておくと目指したいエイジングに近づくかもしれません!


ナチュラル

ほとんど染色を施さずに仕上げているため、エイジングによる色の変化を最も感じられるカラーです。新品の頃と比べると同じ色とは思えないほど濃い飴色になります。

カシメミニ財布 新品 / 2年 / 3年

ナチュラルのエイジングを全て見る

マローネ

落ち着いた色味で合わせやすく、使い初めから味わいある雰囲気を楽しむことができます。使い込むと上品な赤みを帯びた深い茶へと変化する、育てがいのあるカラーです。

クラシックボストン 1年半
かぶせショルダー 3年超(丸ショルダーはナチュラル)
ヘアカフス  数ヶ月

ブラック

色の変化が少ないからこそ、質感や艶感の変化が一層目を引くカラーです。使い込んだブラックには、特別な風格と高級感が漂います。シックにもカジュアルにも幅広く合わせられ、一年通して使いやすいのも魅力です。

フラップミニ財布 1年半
月型ショルダー 2年

レザーエイジングの豆知識

植物タンニン鞣し革だからこそ楽しめるのがレザーエイジング。

革は革でも、化学薬品で革を鞣すクロム鞣しや、キズなどを隠すために顔料塗装を施した革ではエイジングを楽しむことはできません。

植物タンニン鞣し革ならではの “タンニン”“オイル” に注目して、理想のエイジングを目指しましょう!

色が変わる理由
革を鞣す際に使われるタンニン(植物の渋)が主に紫外線で酸化することにより色が変化します。蛍光灯にも紫外線が含まれますが、最も強いのは日光です。そのため、外に持ち出す機会が多いほど色の変化を早く感じられるでしょう。また、触ることで皮脂が浸透して色が濃くなる、という側面もあります。

艶の正体
オイルをたっぷり含んだプルアップレザーであるミッスーリ。使うほどに革内部に浸透していた油分が銀面(革の表面)に滲み出て皮膜となります。日々手で触ったり衣服とこすれることで、油分に覆われた銀面が磨かれて艶やかに育っていきます。艶を出すには、よく使うこと、そして、ブラッシングや乾拭きが効果的です。