不思議なかたちのパーツ達
こんにちは。すみれです。
12月の半ばに入社してから、気づけばもう7ヶ月以上が経ちました。
本当に あっ!という間で、驚いてしまいます。
毎日暑い日が続いていますが、皆さまお元気でしょうか。
夏バテ、していませんか? 大丈夫ですか?
私の方は、すっかり暑さにやられてそろそろ溶けそうです。
お互い、水分を沢山摂って頑張って夏を乗り切りましょうね〜
さてさて、最近、地下の工房には大型のクリッカーが導入されました。
なんと重さは1.5t!すごいですよね。存在感抜群で格好良いです。
型で抜かれるクッキー生地のように、革が一瞬でスパッと綺麗に抜かれる様子は、
見ていてとても気持ちがよいものです。
工房には色々な種類の抜き型があり、日々 沢山のパーツがこのクリッカーで作られています。
中には、パッと見ただけでは何のどの部分になるのかがわからないような、
ちょっと不思議な形のパーツもあったりします。
例えばこのふたつ。
それぞれ、一体何のパーツか、分かりますか?
①
②
ヒント1
それぞれ小物に使われています。
ヒント2
どちらも手で触る部分のパーツです。
いかがでしょうか。考えられたでしょうか。
良いですか?
それでは、正解発表!
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① キーカバー!
キーカバーは製品の中で一番小さなアイテムですが、穴開けや手縫いなど手作業の工程が多く
実は意外と手間隙をかけて作られています。
2024年4月からアトリエショップ限定品となりました
▼主な制作工程
抜き出した革パーツを二つに折って
↓
穴を開けて
↓
ブランドロゴを刻印して
↓
一つ一つ丁寧に手で縫い合わせたら、完成!!
見慣れたいつものかたちになりました。
続いて②
②ファスナーの「からげ」!
からげ・・・?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
「からげ」とはファスナーの引き手に取り付ける、開閉の際につまんで持つための革パーツです。
主に、小銭入れ付きキーケースや、コイン&カードケースなどの小物に使われていて、
革をねじりながらからげる(=括る)ため、工房では「からげ」と呼ばれています。
取り付ける時は、こんな風に中央に開いた2つの穴にパーツの先端をくぐらせて固定します。
三つ編みのようなくるっとした仕上がりが可愛らしいですよね!
(個人的には、筑前煮のこんにゃくのようにも見えて、ときめきます。)
パーツ単体の状態で出来上がりのかたちを想像するのはなかなか難しく、面白いですよね。
どちらも正解した方は、かなりのアナロジコ通かもしれません・・・!
(ちなみに私は「からげ」を最初に見た時に、どの製品の何者か、さっぱりわかりませんでした笑)
「コレが、見慣れたアレになるなんて・・・!」と知るたびに今だに毎回ワクワクしてしまいます。
ちょこっとでも面白いなと思っていただけたら嬉しいです。
今回は小物に使うパーツの中からお気に入りの2つを選んでみましたが、
この他にも、個性的で面白いかたちのものはまだまだあります。
またどこかで突然クイズを始めることがあるかもしれませんので、
その時はぜひお付き合いください!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう〜
こんばんは!すみれちゃん7ヶ月とは思えないくらい話し方が落ち着いていて凄いですよまたクイズ楽しみにしてまーす、こちら大阪もめっちゃ暑くて溶けそうでしたよ早く涼しくなってほしいですよね熱中症気をつけてお仕事頑張って下さい。
青木様
いつもありがとうございます^^
そう仰っていただけて、本当に嬉しいです。
(自分ではもっと落ち着かなければ〜!と反省してばかりですが笑)
クイズ、またぜひご覧ください。
楽しんでいただけるように面白そうなものを探しておきますね!
本当に毎日暑くて大変ですよね...。秋が恋しいです〜
温かいお言葉を、ありがとうございます!
青木様も体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛ください。