『アナロジコの手仕事展』ありがとうございました!
先週末3日間は、盛岡のkasi-friendlyさんでアナロジコ東北初の展示会を行いました。
想像以上の多くのお客様にお越しいただき、中には以前から僕の製品を愛用してくださっている方もいらっしゃり、期間中は毎日嬉しい出会いがありました。
kasi-friendlyさんのお店です。
服や雑貨など素敵な商品が溢れる店内。その奥に今回の展示会会場のギャラリーがあります。
アナロジコの展示会の様子。普段使っている鞄づくりの道具とともに、鞄と革小物がずらりと並びました。
一部の商品は普段からお店に置いていただいていて、お洋服やアクセサリーと一緒に店頭に並んでいます。
展示会ではいろいろな出会いがありました。
鞄を買ってくださったお客様のお財布がかわいかったのでどこの財布か尋ねたところ、なんと何年も前に僕が作ったものでした。
あまりに昔すぎて覚えていませんでしたが、手触りの良い山羊革お財布です。
毎日使っていただいて、手で触れる部分は艶が出て色合いが変わっています。久しぶりに見る自作の財布はとても良い雰囲気でした。これを参考にまた新しいお財布を作ろうかと思います。
革紐を使った手縫いのトートバッグ。こちらはアナロジコ初期の作品です。この鞄の持ち主は、アナロジコのオンラインショップ立ち上げ後に初めてご注文をくださった思い出深いお客様。その時はご注文のメールと、電話でのやりとりだけでしたが、この度盛岡の地で2年越しに初めてお目に掛かることができてとても嬉しかったです。
今回の展示会のために仕上げた黄色いレザーのトートバグ。
デッドストックの肉厚のシュリンクレザーで、シボの出方がとてもかっこ良く、売るのが惜しいくらい自分でも気に入っている鞄でした。初日にご来店いただいたお客様もとても気に入ってくださり、選んでいってくださいました。
今回、もうすぐ一歳になる娘も一緒に店頭に立ちました。
歩くのを覚えたばかりで、ぎこちない足取りで嬉しそうに店内をよちよち。みなさんにたくさん可愛がってもらってご機嫌でした。
kasiさんのお店の向かいには、宮沢賢治ゆかりの光原社があります。
もともと「注文の多い料理店」を出版した出版社で、今では全国各地の民芸品を扱う素敵なお店です。喫茶店もあり、美味しいコーヒーをいただきました。
光原社の中庭。
喫茶店でいただいたハンドドリップの美味しいコーヒー。コーヒーを淹れる一連の所作がとても美しくて、手際がよくて、見入ってしまいました。
この時期、kasiさんや光原社のある材木町では毎週土曜日に「よ市」が行われます。
大好物の牡蠣も美味しかったです。
盛岡で出会ったお客様はみんな本当に暖かく良い方ばかりでした。kasiさんにもとてもお世話になりました。
やっぱり、製品を使ってくださるお客様と直接お話できるのはいいことですね。
いただいた声を元にまた新しい商品をいろいろ作りたい!と意欲が湧きました。そして、またぜひ盛岡に行きたいと思います。
こんばんは。
夜分にすいません。
私、盛岡の小野智子と申します。
先週盛岡で末吉さんとお会いすることが出来て、凄く嬉しかったです。
日曜日に伺おうと思っていて、土曜日「よ市」をふらふら歩いていたら、
目の前に末吉さんが突然現れて、私びっくりしてプチパニックになってました(^_^;)
あわあわしてすいませんでした。
今、アナロジコさんのFacebookを見たら、
買わせていただいた、バッグが載っていて、
改めて、バッグと一緒にお会い出来て、私も嬉しかったです。
先週買わせていただいた、小さな黒のバッグも、
さっそく今日、「よ市」に持って行きました。
末吉さんのバッグは、温かさと幸せを感じます。
これからも大切に使わせていただきます。
夜分、長々すいません。
これから寒くなりますので、お身体を大切にお過ごしください。
ありがとうございました。
小野様
あたたかいコメントをお寄せいただきありがとうございます!
小野様は、オンラインショップをオープンして間もない頃に、初めてご注文いただいた最初のお客様です。その時はまだ品揃えも少なく、オンラインショップとしての体制も未熟であった中での初の注文で、ほんとうに嬉しかったのを覚えています。盛岡からのご注文でしたので、kasi-friendlyさんで知っていただいたのかなと推測していました。
そんな小野様と盛岡でお会いできたこと、そして当時のバッグをお持ちいただき再び目にすることができて、こちらも本当にうれしかったです。
このバッグは後にも先にもこれ1点しか制作しておりません。このバッグも、そして小野様との出会いも、アナロジコの貴重な歴史として刻まれています。
また、展示会においても黒のショルダーバッグをお買いあげいただきありがとうございました。これからも小野様はじめ多くのお客様に商品を愛着を持って永く使っていただけるように、アナロジコの精神を忘れず頑張っていきたいと思います。
また来年、展示会に行ける日を楽しみにしております。