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ミニポーチはお財布として使えるか?

こんにちは。末吉美紗子です。
今日はミニポーチについて、ちょっと違った角度からご紹介します。

ミニポーチ 収納例

ちょっとした小物を整理して、鞄の中に入れて持ち運びしやすいミニポーチ。中に仕切りがないシンプルな形です。

このミニポーチをお財布として使えるか?ご質問をいただきました。

ミニポーチの大きさは、カードよりもだいぶ大きめです。カード類もゆとりをもって入れることができます。

ミニポーチ カードを収納

カードだけ入れるなら、写真のように20枚も入れることができます。

お札4枚、カード8枚、小銭10枚程度の量を入れてみます。

こんな具合で、余裕を持って入れることができます。

小銭が底の方でジャラジャラしているので、小銭と接する一番手前のカードの出し入れが多少やりづらい感じはありますが、シンプルにお札、カード、小銭をひとまとめにできるのはいいですね。

お札は三つ折り、四つ折りにすればすっきり収まるのですが、三つ折り等にするのは少し面倒なので、写真では二つ折りにして入れました。

収納口の高さよりも少しお札の頭が出る感じです。

お札が多少曲がりますが、このままフラップをしめることができます。

フラップを締めていれば、ポーチを振っても小銭が外へ飛び出ることはありません。

中身を入れていても、横から見るとこんなに薄いです。

全部まとめて入れたい、かさばらないお財布がいい、という方はミニポーチをお財布代わりに使うのもありだと思います!

アナロジコのミニ財布の中で一番人気のカシメミニ財布(左)と、ミニポーチ(右)を比較するとこれくらい大きさが違います。

それにしても、写真はどちらもマローネですが、色の違いが凄まじいですね…。この二つは、使用している革厚が異なります。

カシメミニは薄手のミッスーリ、ミニポーチは普通厚を使っており、ロットも異なります。

ロットが違うと色合いや風合いが大きく変わることがあります。また、同じロット内でも一枚一枚個体差がありますので、色の濃さや色合いが全然違う、ということがよくあります。

シボがあったりなかったり、小キズや色ムラがあったりなど、風合いの違いが大きいのもミッスーリレザーの特徴です。

革の風合いのいろいろについて、下記ブログにもまとめています。
>>ツルツルもシボシボも、みんな違ってみんな「いい革」

厚みを比較するとこんな具合です。

カシメミニ財布(左)は蛇腹構造で中が3ポケットに分かれているので、このように厚みが出ます。


よりシンプルな構造のミニポーチは厚みがなくすっきりしています。

カシメミニ財布 使用例
カシメミニ財布 使用例

カシメミニ財布の中は、真ん中はボタン付きのポケット、前後はカードやお札を入れられるポケットになっており、中で3部屋に分かれています。

新品のカシメミニ財布の容量は、カード4〜5枚、コイン15〜20枚、お札4〜5枚程度が目安ですので、先ほどミニポーチに入れたカード8枚はきつくて入れられません。
革が馴染むと容量が増えて、カード2〜3枚分程度多く入れられるようになります。

小銭、カード、お札を分けて入れたい、という方にはやはりポーチよりもお財布の方がおすすめです。